咬筋ボツリヌス治療
ボツリヌス治療について
ばん歯科クリニックでは、歯ぎしりや食いしばりによる咬筋の過剰な緊張を和らげるために、ボツリヌス治療を提供しています。この治療法は、咬筋にボツリヌス製剤を注入することで筋肉の動きを抑制し、過度な力がかかるのを防ぎます。結果として、歯や顎関節への負担を軽減し、痛みや不快感を和らげることが期待できます。また、治療は数分程度で完了し、ダウンタイムもほとんどないため、お忙しい方でも気軽にお受けいただけます。
こんな症状でお悩みの方におすすめです
1顎の痛みや違和感を感じる方
咬筋が緊張し続けると、顎周りに痛みや張りを感じることがあります。ボツリヌス治療により咬筋の緊張を和らげることで、顎関節の負担が軽くなり、症状の改善が期待できます。
2歯ぎしりや食いしばりがある方
睡眠中や日中に無意識で歯ぎしりや食いしばりをしてしまう方に、ボツリヌス治療は効果的です。過度な筋肉の緊張を抑えることで、歯や顎関節への負担を軽減し、摩耗や痛みの予防につながります。
3エラの張りが気になる方
咬筋が発達していることでエラが張って見える場合、ボツリヌス治療は自然なフェイスラインの改善に役立ちます。筋肉の厚みを抑えることで、顔全体の印象が柔らかくなる効果も期待できます。
4噛む力によって歯の詰め物が取れたりしてしまう方
強い噛みしめや歯ぎしりにより、詰め物や被せ物が外れてしまう方におすすめです。咬筋ボツリヌス治療により過剰な噛む力を抑えることで、詰め物が外れるリスクを軽減し、歯の保護にもつながります。
5食いしばりが原因で肩こりや頭痛がある方
食いしばりが続くと、顎の筋肉が緊張して肩こりや頭痛を引き起こす場合があります。ボツリヌス治療で咬筋の緊張を和らげることで、肩こりや頭痛の軽減が期待できます。
ボツリヌス治療のメリット
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顎関節の痛みや緊張の緩和
過度な筋肉の緊張が和らぐことで、顎周りの痛みやこわばりが緩和され、日常生活で感じる不快感が軽減されます。特に、咬筋が原因で顎関節に負担がかかっている方に効果的です。
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顔の輪郭の改善
咬筋が発達していることで顔のエラが張っている場合、ボツリヌス治療によりフェイスラインが自然に整います。顔全体の印象が柔らかくなり、顔つきがシャープに見える効果が期待できます。
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歯ぎしりや食いしばりの軽減
ボツリヌス治療によって咬筋の動きを抑制し、無意識に行ってしまう歯ぎしりや食いしばりを軽減します。これにより、歯や顎関節への負担が減り、将来的な摩耗や痛みの予防につながります。
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短時間でダウンタイムが少ない
治療は数分程度で完了し、ダウンタイムがほとんどないため、お忙しい方でも気軽に受けられます。施術後すぐに普段通りの生活に戻れる点も大きなメリットです。
ボツリヌス治療の注意点
ボツリヌス治療を受けるにあたり、安全で効果的な治療を行うためにいくつかの注意点があります。治療を検討される方は、以下の点にご留意ください。
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治療前後の飲酒・運動の制限
施術後は、注射部位への影響を避けるために飲酒や激しい運動を控えていただく必要があります。これにより、内出血や腫れのリスクが軽減されます。
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施術後のマッサージや圧迫は避ける
治療部位を揉んだり圧迫したりすると、ボツリヌス製剤が意図した場所から移動してしまう可能性があります。施術後しばらくは、注入部位への刺激を避けてください。
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治療前の薬剤・サプリメントの確認
特定の薬剤やサプリメントが血液を固まりにくくする可能性があるため、内出血のリスクを高めることがあります。治療前には服用している薬やサプリメントを医師に相談してください。
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効果の持続期間についての理解
ボツリヌス治療は永続的なものではなく、一定期間で効果が薄れてきます。維持するためには、定期的な治療が必要です。
当院では筋電計を
導入しました!
ばん歯科クリニックでは、咬筋の状態を正確に測定するために、最新の筋電計(咬筋マイオモニター)を導入しました。 これにより、患者さまの咬筋の緊張度や筋肉のバランスをデータで可視化し、より適切な治療プランを提案することが可能となります。 特に歯ぎしりや食いしばり、顎の痛みなどのトラブルを抱える方にとって、筋電計を用いた検査は、治療の精度向上に大きく貢献します。 安心して治療を受けていただけるよう、患者さまの症状に合わせた丁寧なケアを提供いたします。
筋電計を導入したことによるメリット
当院では新たに筋電計を導入することで、治療の精度と患者様のご理解を深めるサポートを行っています。筋電計を使用することで、以下のようなメリットが得られます。
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数値として計測できる
筋電計を使用することで、咬筋の緊張状態を数値で正確に把握することができます。これにより、患者様ごとの症状に合わせた適切な治療が可能になります。
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マイオモニターでの測定により、データを視覚的に提供
測定データはグラフや数値として表示され、患者様に具体的な状態をお見せすることができます。目で見えるデータを通じて、ご自身の状態をより深く理解いただけるため、治療への意欲も高まります。
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早期発見・治療が可能
筋電計による計測により、患者様自身が気付いていない咬筋の異常や緊張を早期に発見することができます。そのため、重症化を防ぎ、早期に対策を講じることでより良い治療効果が期待できます。
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治療前後のデータ比較で効果を実感
治療前と治療後の数値を比較できるため、患者様に治療の効果を実感していただきやすくなっています。具体的なデータを通して、変化を確認することで、安心して治療を受けていただけます。
ボツリヌス治療の流れ
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Step01問診・カウンセリング
患者さまの症状やお悩みを詳しくお伺いし、治療の適応を確認します。
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Step02治療計画の説明
治療の流れや期待される効果、副作用について丁寧にご説明し、ご納得いただいてから進めます。
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Step03筋電計による咬筋力の測定
筋電計によって咬筋力の値を測定します。
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Step04ボツリヌス製剤の注入
対象の咬筋部位にボツリヌス製剤を注入します。施術は数分で完了し、痛みもほとんどありません。
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Step05注入4週間後、筋電計で再検査
注入後の異常がないか、再度筋電計で検査を行います。
また症状が改善されているか、ビフォーとアフターを見比べて数値として確認することができます。 -
Step06アフターケアの指導
施術後の注意点や過ごし方についてご案内し、日常生活に問題がないことを確認して終了です。
ボツリヌス治療の
よくある質問
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Q
ボツリヌス治療は痛みを伴いますか?
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A
ボツリヌス治療では、細い針を使って薬剤を注入します。その際、針を刺す感覚で軽いチクッとした痛みを感じることがあります。
痛みを軽減するために、クリーム状の高濃度の局所麻酔を使用しますので痛みはほとんど感じなくなることが多いです。
また、治療後数日は重たい感覚が残る場合があります。
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Q
ボツリヌス治療の効果はどのくらい持続しますか?
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A
効果の持続について持続効果はおよそ3~6カ月です。※持続効果には個人差があります。
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Q
ボツリヌス治療は安全ですか?
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A
ボツリヌス注入療法は、日本では、1996年に眼瞼痙攣、2000年に片側顔面痙攣、2001年に痙性斜頸への治療が厚生局の承認を受けてます。
美容医療では、しわ取りの治療、小顔治療として一般的に使用されている治療方法です。
美容目的では70カ国以上で使用されており、日本の歯科領域では、2011年頃から導入されてます。
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Q
ボツリヌス治療を受けた後、日常生活に制限はありますか?
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A
ダウンタイムは特にありませんので、すぐに日常生活に戻ることができます。ただし、当日は激しい運動や飲酒は控えた方が良いです。
ボツリヌス治療料金表
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両側¥27,500