症例紹介
部分矯正 ブラケットフリー(Aline tube)

Before

After
症例情報
主訴 | 下の前歯の歯並びが気になる。 |
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診断名 | 叢生 |
年齢・性別 | 20代女性 |
治療期間・回数 | 13か月。14回。 |
治療方法 | Alinetubeによる部分矯正 |
費用 | 165000円(当時価格) |
デメリット・注意点 | 保険適用外の自費診療です 部分矯正中はむし歯と歯周病のリスクがある。 口内炎、歯根吸収、正中のずれ等の可能性があります。 歯が浮いたような痛みを伴うことがあります。 場合によっては予定通りに歯が動かないこともあります。 部分矯正後は保定が必要になります。 部分矯正は治療できる範囲や症状が限られています。 |
30代女性
「下の前歯の歯並びが気になる。」と相談されました。
診査してみると、前歯のねじれと口元の前突感(やや出っ歯気味)が見られました。
・口元を引っ込めて、きれいに歯を並べるには やはり全額矯正の方がのぞましい。
・部分矯正には限界があり、スペース不足を補うためには歯の幅を少しではあるが狭くする必要がある。
等々、考えられる治療法とリスク、治療期間等を説明し、上下の前歯をそろえるだけの部分的な矯正を行いました。
<部分矯正について>
歯がガタガタになるという事は、顎の大きさに比べ歯のサイズが大きいために起こる状態なので、 このスペース不足が大きい場合は、このガタガタを改善するためには、どこかにスペースを作らないといけません。
この為 治療の途中で、ストリッピングといって歯を少しだけスライスして歯の幅を小さくする必要が出てくるかもしれません。(これにより むし歯になりやすくなったり、歯周病になりやすくなるというリスクはありません。文献により安全性は証明されています。)
また、下顎前歯で、ガタガタのかなりひどい場合は、1本歯を抜歯する場合もあります。(この場合、抜歯してできたスペースは、最終的にはきれいに閉じてなくなります)
矯正治療とは、補綴治療(被せ物、差し歯)と違い、歯を削らずに歯並びを治せるところがのメリットですが、部分矯正では「部分的に」という制限があるためストリッピングの必要性が出てきます。
『Aline Tube』というブラケットフリー矯正システム(BFO)で前歯のねじれを取る事にしました。
これは、歯とワイヤー間の距離がかなり近いので ワイヤーの力が歯に伝わりやすく、動きが速いです。
これは説明用の比較写真です。左が従来のブラケット。右が『Aline Tube』です。
治療終了時(8ヵ月後)
上下前歯ともに少しずつですがストリッピングしていますが、どこをしたかわかりますか?
口元も引っ込んで良い感じです。
装置を外してすぐの写真なので歯面にツヤが無いですが、すぐに回復してキレイになります。
後戻りを防ぐ為に、即日にリテーナーを装着。
術前(左)と術後(右)
矯正治療期間 8ヶ月
矯正治療費 ¥198000(税込み)
宇部市山門の歯医者なら ばん歯科クリニック
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